「Around Teens」

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記事一覧(18)

インターンは意味ない!?自分がインターンに向いているか否か考えよう

長期インターンの見つけ方とは?インターン先を探せ!

長期インターンをやってみたい!と思ったあなた。でもどうやって始めればいいの?と悩んでいるのではないでしょうか?ですが、長期インターンにも、アルバイトで言うバイトルやタウンワークなどの、エージェントがあります!これらを使って、効率よくインターン先を見つけましょう!(長期インターンとは何か知りたい人はこちらの記事にて)長期インターンを選ぶ基準と焦ってインターンを探す前に一度立ち止まって、どんな働き方をしたいか考えましょう。その際に考えるべき基準をいかに列挙しますね。コミット量一番大事なのがコミット量。面接でも必ず聞かれます。自分は週何時間インターンに割けるのか。そして、応募する企業は週何時間のコミットを求めているのか。ここをしっかりと考えましょう。業種どんな業界の会社に入るかも重要な視点です。これは将来やりたいことや自分の好きなことを基準に考えましょう。金融系の仕事につきたいなら、金融系の会社を探し旅行が好きなら、旅行系の会社を探すといったような形です。長期で働くのですから、やりたいこととマッチしているかは大事ですよ!職種これは会社の中でどんな仕事をしてみたいかという部分です。営業やマーケティング・エンジニアやライティングなどです。中には新規事業立案に関われるものもありますので、考えてみてください。何もわからない場合は、マーケティング系の仕事につくとビジネスの概要がわかるのでオススメです。上記3つを中心にインターンを探していきましょう。長期インターンを探そう!インターンの探しかたは色々ありますが、代表的なものをここで4つあげておきます。1. Wantedly

長期インターンとは?実際何をするの?

就活や将来のことを考える上で、必ず目にする言葉「長期インターン」就活の前倒しが進んでいる中で、長期インターンをしている学生は増えてきています。Twitterなどでは「アルバイトするくらいならインターンをしろ」というような主張も散見されますよね・・・さて、実際のところ、インターンは意味があるんでしょうか?そもそもどういうものなのかを知った上で、判断していきましょう。長期インターンとは?まず、インターンには短期インターンと長期インターンの2種類があります。短期インターンは、企業の良さや職場環境の体験がメインとなっており、主に企業側の採用活動の一環として行われるものです。一方、長期インターンとは、ベンチャー企業などが学生を従業員として雇い、3ヶ月以上の長期に渡って実務を行ってもらうものになります。(無給のものもあります)担当させてもらう実務には様々な種類がありますが、よくあるのは営業・webマーケティング・ライティング・バックオフィス事務・エンジニア・デザイナーなどでしょうか。長期インターンのメリット・デメリットメリット① 仕事のイメージが明確になる今、あなたは仕事に対してどのようなイメージを持っていますか?社会人がどのような1日を過ごしているか想像できますか?長期インターンをする最大のメリットは社会人として働くことでわかる「仕事イメージの明確化」にあります。これができることによって、「なんとなくこの会社に入りたい」というような目標が「将来はこういう仕事をしていきたい!だからこの会社がいい!」というようになり、就活の際の実社会とのミスマッチを避けることができるわけです。メリット② お金をもらいながら、ビジネスを学ぶ普通勉強にはお金がかかります。ただ、ビジネスに関しては実際に働いてお金をもらいながら勉強できるんです。自分にはこれができる!というスキルが一つあるだけで、市場価値は上がりますからね。さらに、仕事のできる同世代や先輩との出会いもあります。新たなコミュニティに身を置くだけで、見えるものも目指すものも変わりますよ。デメリット① 時間が取られる当然ですが、社会人の一人として働く上ではそれなりの責任とコミット量が求められます。なので、最低でも週3で一日5時間以上などになっていることが多いです。部活や勉強など他に頑張りたいものがある人は、両立するのが難しいかもしれません。デメリット② 企業によっては雑用を任されるもう一度言いますが、企業にとって長期インターンは従業員の確保が目的です。なぜスキルのない学生を雇うかというと、答えは一つ、安いから。つまり、下手な企業に当たると安価な労働力として雑用を任される状態になってしまいます。学生の成長にも注力してくれるところかどうか、エージェントやレビュー、面接での逆質問を使いながら判断する必要があります。

単利と複利の違いとは?利子と利回りの違いとは?

お金を貸したり借りたりするときに、「お金の使用料」としてやりとりされる利子。そして、その割合を示すのが金利と呼ばれるものです。(利子・金利についてはこちらの記事にて)ただ、一口に金利と言っても、それには2種類あるのを知っていましたか?また、金利と似て非なる考え方として、利回りという言葉があるのを知っていましたか?この記事ではこの二つの単語を取り上げて、説明していきます!(数字が出てくるので、ちょっと読むのが面倒ですけど・・・)金利の種類〜単利と複利〜以前の記事で、利子とは元本 ✖︎ 金利で計算されるものという風に説明をしました。しかし、これは正確には間違い。なぜなら、金利の計算方法には2種類あるからです。そして、その2種類こそ、単利と複利と呼ばれる考え方なんです。単利とは単利とは、「元本のみ」に利子をつける計算方法のことです。例としては、一年間の単利が3%の銀行に10万円を10年間預けた場合10万円 × 3% × 10年 = 3万円分利子がつくというわけです。利子が毎年一定になるというわけですね。複利とは複利とは、「元本と利子の合計金額」に利子をつける計算方法です。例として、一年間の複利が3%の銀行に10万円を10年間預ける場合一年目は、10万円 × 3% = 3000円の利子がつき二年目は、103000円 × 3% = 3090円の利子三年目は、106090円 × 3% = 3182.7円の利子十年目は、計算は省きますが34392円の利子になります。長期で見たとき、単利よりも利息が大きくなっていくのがわかりますよね?ちなみに、複利のもつこの性質を、雪だるま式なんて言ったりします。※複利の計算式は 元本×(1+金利)^年数 ー 元本です。複利の凄さ年利3%の銀行に元本として500万円を40年間預けたとすると単利の場合、利子は500万円。複利の場合、利子は1131万円になります。とんでもない差になっていますよね?複利は、長い間引き出すことなく預けておけばおくほど力を増すのだということが体感できたでしょうか?利回り次は利回りとは何かに関して、述べていきます。投資をやっていく上で、必要不可欠な考え方なので、ちゃんと理解しましょう!金利と利回り利回りとは、投資の文脈で使われることが多く、投資した金額に対しての収益の割合を示します。投資効率を表す指標として投資家がよく使う数字です。計算方法は、一年間の平均収益➗投資金額。例をあげると、金利10%の債券を10万円分買い、5年後に12万円で売却した場合、収益は、10万円 × 10% × 5(年) + 2万円(12万ー10万)より、7万円になります。なので、この5年間の平均収益は7万円 ÷ 5年で14000円です。よって、利回りは14000 ÷ 10万円(元本)より、14%となるんです。(この時、金利と違う数字になるんだということがわかってもらえればいいです。)利回りの意味どうしてこの数字が大事かというと、この数字が投資効率を表してくれるからです。例えば、1000万円の投資元本で年平均100万円の利益を得た場合、利回りは10%です。一方、5000万円の元本で年400万円の利益を得た場合、利回りは8%になります。より大きい収益をあげているのは後者ですが、投資効率は前者の方がいいですよね!このように利回りは、投資対象を決める時の判断材料として有力なんです。おわりにいかがでしたか?複利の凄さや利回りの意味など、具体例を通して体感できたでしょうか?投資を行うにあたって知っておくべき言葉は、この記事でひとまず終了です。まず、この内容を頭にいれた上で、これ以降の記事に進むようにしましょう!

金利・利息・利子の違いを知ろう!知っておくべきお金のこと。

「昔は、銀行にお金を預けておけば、10年くらいで倍になったもんだよ」なんて言葉を聞いたことはありませんか?ここで貯金を倍にしてくれるものが、利息という制度です。さてさて、この利息のことを利子や金利だと思った人、いるんじゃないでしょうか?一見同じ意味に見えますが、これらの単語は似て非なるもの。しっかりと意味の違いを理解しましょう!利子と利息まずは、利子と利息について説明します。この二つの単語は本質的には同じものを指しているんです。では、何が違うのか。答えは、お金を払う側なのかもらう側なのかということです。利子とは、お金を借りる側が借りたお金(元本)に応じて、借りた金額に加えて渡す金額のことです。そして、利息とは、お金を貸す側が貸した金額に加えて、貸した相手から払ってもらうことです。例をあげれば、Aくんが、Bくんから10000円を借り、11000円を返したとしたらAくんからみた1000円は、利子であり、Bくんからみた1000円は、利息と呼ばれる。こういうことになっているんですね。※なお、場所によっては利子と利息を同じ意味で使っているところもあるが、厳密には誤用。正しい意味を頭に入れておいた上で、意味を判断しましょう。金利と利息さて、残るはこの金利という言葉です。この金利という言葉は、上記二つと違って金額を表す言葉ではなく、割合を表す言葉です。(利率という事もあります)つまり、指すものが全然違うんですね。金利とは、貸し借りをしたお金に応じて、元本に加えて渡される金額の割合、つまり、利子や利息の割合を示します。計算式で表すと利子(or利息)=元本 ✖︎ 金利となるわけです。先ほどのAくんBくんの例で言えば、この場合の金利は1000円➗10000円より10%となりますね。他にもある金融用語他にも利子や金利に関係する紛らわしい言葉についても解説します。年利(年率)一年分の金利のこと。銀行や金融機関では年利でものを考えることが多い。あまり使わないが、月利や日歩など月単位や日単位で利子が計算されるものもある。実質年率銀行や金融機関からお金を貸してもらう際に、「実質年率は〇〇%です」と言われることがあるかもしれません。この実質年率というのは、実際の年率に、利用者の調査や諸々の書類作成に必要とされる手数料を加えた、お金を借りる側が払わなければならない金利のこと。つまり、払わなければならない金利を指すんですね。単利と複利、利回りこちらは説明すると長くなってしまうので、別の記事に解説を譲ります。おわりにいかがでしたか?なんとなくしかわかっていなかったこれら金融用語を理解できるようになれば、投資をどう行っていくか考える下地ができたことになります。こんな形で、一つ一つ知識をつけていきましょう。

英語を学ぶ必要性について〜英語が必要な3つの理由〜

大学生の頭を悩ませる「英語問題」英語が話せることが価値あることだとはわかっていながらもなかなかモチベーションが続かないなんてことありませんか?中には、英語と関わらずに生きていこう!と考えている人もいると思います。この記事はその人たちに現実を見てもらうために書きました。誰でも英語を勉強するのは嫌だと思います。勉強ですし。ただ、そうも言ってられないな・・・という現実を知っておくことは大事ですから。英語が必要な3つの理由ここでは3つほど英語が必要な理由を書いておきます。加速するグローバル化まぁ何と言ってもこれに尽きるでしょう。少子高齢化のため、日本だけで活動していては市場としても労働力としても足りなくなってしまいます。なので、ネットの発達により地球の裏側であっても簡単に繋がることができる現代、あらゆる企業が海外展開を視野に入れています。外資系はもちろん、内資系でも、外資系企業と提携したり、買収があったりすれば自分の職場に突然外国人の上司や部下が入ってくることもありますよ。こうなれば、社内のコミュニケーションは全て英語になってしまうことも考えられます。グローバル化した世界のビジネスでは、英語などできるのが当たり前という世界になっているのです・・・自然なコミュニケーションのため英語をやらなくていい!と考えている人が拠り所にしているのは、自動翻訳機の登場ではないでしょうか。もちろん、自動翻訳機があれば仕事やお客さんの応対などで困ることはないでしょう。しかし、外国人とビジネスパートナーになったり、友達になったりする場合は別です。冷静に考えてみてください。いちいち通訳や翻訳機を通さないと話せない人と友情を育めると思いますか?どう考えても無理でしょう。自然なコミュニケーションのためには、多少下手でも自分の言葉で話すことが必要なのです。日本語対応の遅さそして、一番大事になってくるのがこの日本語対応の遅さになります。これから先、仕事をすれば様々なツールを使って仕事をすることになりますが、残念なことに、それらの中には日本語に対応していないものも含まれます。つまり、英語が全くできない場合、通常業務をすることすらままならない時代になっているのです。(特にエンジニアなど理系出身者が就く仕事やマーケティングに関わる仕事でその傾向が顕著です。)また、自分のスキルを高めようと思った時、アメリカなどで生まれる新たなビジネスやビジネススキルを学ばざるをえない状況が待っています。話すことができなくても最低限英語を読むことができないと行える仕事の範囲がとっても狭まってしまうのです・・・おわりにいかがでしたか?もう一度言いますが、この記事は「英語からは逃げられないんだな・・・」と感じてもらうために書きました。(その結果、書いている私も悲しみと焦りに苛まれています・・・)とにかく、この記事を読んで、英語を勉強することに興味を持ってもらえたら、あなたは一歩踏み出したことになります。その一歩目を大事に次のステップへと進んでいきましょう!

学生が知っておくべきお金のこと〜年金とは〜

お年寄りになって仕事をやめたら、国からお金がもらえる。いわゆる「年金」の制度ですよね。その言葉を知っているのは日本人なら当然ですが、実際にどういう仕組みでお金が出てきているのかよくわかっていない人は多いはず。また、私たちの世代は、自分たちが納める保険料>自分たちがもらえる年金になる、いわば"払い損"の世代で、年金を快く思ってない人も多いのではないでしょうか?何も知らず言われるがままに払っていても良いことはありません。まずは、年金とその行く末に関する基礎知識をつけましょう。年金とは?そもそも年金とは3種類から成り立っているって知っていましたか?その3種類とは「国民年金」と「厚生年金」そして「企業年金」です。国民年金とは?こちらがみなさんがよく知っている方の年金です。20才になった時、年金を納めるよう促してくる手紙をもらって、うわぁ・・・と思った方も多いかと思いますが、その年金です。20歳以上60歳未満の国民は全員加入必須となっており、保険料として月額16490円を納める必要があります。そして、65才になった時、今まで保険料を払った月数×19500円を毎年もらえることになっています。(これを老齢基礎年金と呼びます)つまり、40年ちゃんと保険料を納めると毎年78万円もらえる計算になります。厚生年金とは?こちらは簡単に言えば、会社に勤めると強制的に加入する年金で、所得によって異なる保険料を払うことになります。詳しい保険料の計算式や貰える額はとても複雑なので、説明は省きますが、例を一つあげると、月収40万円で毎月約45000円になります。厚生年金の保険料は基礎年金と共に給料からの天引きなので、月収50万円の方は毎月約60000円を保険料として納めている計算になります。なかなかのウェイトですよね・・・また、厚生年金の受給額は平均給与や厚生年金への加入期間・家族構成などによって決まる複雑な計算式で求められます。例として、平均月収50万円で加入期間が40年間あるとすると毎年170万前後もらえることになります。(ちなみに厚生年金の平均受給額も170万円前後です。)こちらは払う保険料が高い分、基礎年金より多くなりますね企業年金こちらは対象となる人が少なくなりますが、企業によっては企業年金と呼ばれる「企業からの年金」を制度として実施しているところもあります。イメージとしては、退職金を分割して払ってくれるというもの。確定拠出年金や確定給付企業年金などの種類があります(詳しくは別記事で)おわりに年金の種類は大きく分けると以上の3種類になります。なので、この3種類を加味すると、年金だけで生活するとすれば、毎月20〜30万前後で生活していく形になります。正直に言ってこれで過ごしていくのはなかなか大変だし、QOLも下がってしまうような気がしますよね。このように、「年金生活」とは簡単で幸せなものではないんだなというイメージを持ってもらえれば十分です。それが、老後資金をどうするかについて学ぶモチベーションになるのですから。

日本型雇用の終わり!?これからの働き方とは?

「社員の副業を許す大企業が増加」「フリーランスワーカーが急増中」「2021年度より、戦後からずっと続いてきた就活ルールの撤廃決定」これらのニュースが世の中を騒がせており、日本においても従来の働き方・日本型雇用が変わり始めていることを感じますね。しかし、まだ社会で就業経験がない学生として毎日を過ごしていてもこれらの変化を実感することが少ないでしょう・・・当然ですが、インターンや就活を通して自分の将来を考える上で、働き方の変化を他人事だと思って知らないままでいるのは問題です。今、日本で何が起ころうとしているのか、目を向けてみましょう。日本型雇用の終わり日本型雇用という言葉を知っていますか?日本型雇用とは、「終身雇用」「年功序列」「労働組合」という3つの特徴を備えた日本で典型的に見られる雇用形態のこと。つまり、大学卒業と同時に新卒入社、一つの会社に勤め上げる中で昇給や昇進を経て定年退職を迎えるというわけです。しかし近年、この従来のロールモデルがじわじわと崩壊し始めています。その理由は大きく分けて3つあります。テクノロジー発展の高速化近年毎年のように新たなイノベーションが起こり、人々の生活を大きく変える商品・サービスが生まれてきています。10年前には、iPhoneもTwitterもInstagramもなかったのですから、そのスピードは冷静に考えてみると異常です。そんな現代では、全ての企業が時代の変化に柔軟に対応して多様な作戦を実行していく必要がありますが、従来の日本企業は保守的になりがちなため対応が遅れてしまいます。年功序列のせいで、社員の、特に若者のモチベーションが削がれる=生産性が低くなるため、テクノロジーの発展で激化する競争を勝ち抜くのが難しくなってしまっているのです。企業の短命化一昔前は企業の平均寿命は50年以上あり、大企業であれば滅多に潰れないというのが常識でした。しかし、近年のシャープや東芝に見られるように、テクノロジー発展とビジネスにおける競争の過激化によって大企業も含めて企業の寿命は短命化。今では25年を切ってしまいました。つまり、定年を迎える前に会社の方が倒産してしまう可能性が高まっているのです。少子高齢化少子高齢化、つまり、働き手が少なくなっているのも大きな影響をもたらしています。優秀な人材は好条件を提示されて他社に移っていってしまう。そんな中で、人手不足に喘ぐ企業は、女性、中途や外国人など様々な人を雇おうとします。その結果、従来の雇用のあり方を見直し、様々な働き方を認めていかなくてはいけない時代になっているのです。これからのキャリアそれではこれからの働き方はどうなっていくのでしょうか。様々な予想がなされていますが、その中でも代表的なものをご紹介します。副業解禁とパラレルキャリアこれからは多くの企業が副業を認めることになるでしょう。なぜなら、副業を通じて時代の変化に敏感になってもらうことが、企業にとっての生産性&競争力アップに繋がるからです。さらにお金を求める副業とは異なり、自分のスキルアップなどのために自発的に行う複業を取り入れたパラレルキャリアを生きる人が増えると言われています。つまり、自分の強みを生かし、やりたいことをやれる環境が整うということです。雇用形態の変化と多様な働き方今までのような正社員ではなく、一つの企業が様々な職務を細かく切り分け、最適な人材に業務委託をする、そんな「ジョブ型」の雇用が行われるのではないかと言われています。つまり労働者は、自分はこれが得意です!という専門分野を持ち、その専門分野を十分に活かせる職場を探していくというわけです。その結果、頼まれた仕事を達成すればいい=働き方は規定しないということになり、長時間労働が減少するどころか、フルリモートや週休3日、午後出勤など柔軟な働き方が認められるようになります。成果を出すことが求められる与えられた業務を遂行することが求められているわけですから、必然的に成果が重視されることになります。つまり、何時間使おうが、どれだけ頑張ろうが、成果が出なくては意味がないという厳しい世界になるわけです。もちろん完全な成果主義では個人プレーが横行してしまうため、コミット量などの評価基準も交えたハイブリッド型の成果主義なので、心配する必要はありませんが、できることを増やすための努力が必要なのは間違いありません。おわりにいかがでしたか?ここで述べられている世界が今すぐに実現されることはないかもしれませんが、だんだんと来たるその日に向けて動き始めているのは間違いありません。このような話を聞くと、不安を抱いてしまうかと思いますが、しっかりと状況を捉え、それに応じた行動をすれば、働きがいと働きやすさに満ち溢れる充実したキャリアを送ることができます。焦る必要はないですから、少しずつ来たるその日に向けて準備を重ねていきましょう!

キャリアアンカーとは〜キャリアプランを立てよう〜

この記事では近年注目されている「キャリアアンカー」という考え方について説明していきます。就活の際に行う「自己分析」にも通じるものがありますので、ぜひ読んでみてください。キャリアアンカーとはこれはキャリアプランを立てるときに、とても大事な言葉ですが、アンカー、つまり(船の)いかりのことを知っていれば、意味を想像できるのではないでしょうか?アンカーとはご存知の通り、船が流れないために、綱や鎖につけて水底に沈めておくおもりのことです。それを沈めておくことで上の画像のように不安定な海の上でも船は停泊することができるんです。(カリブの海賊たちが錨をおろせ!と言っているのを聞いたことがあるのでは?)なので、キャリアアンカーとは、人生において船の錨と同じような役割を果たす、キャリアを選択する際の重要な判断基準、これだけは絶対に譲れないという価値観・条件・目的のことです。キャリアアンカーの考え方キャリアアンカーを考える上でとても大事なのは、今の自分を形作った大きなきっかけとなる出来事、つまり、原体験です。例えば、部活で部長をしており、苦しいこともあったけどチームをまとめて勝利したときに大きな達成感を感じた、とか自分が病気になったとき助けてくれたお医者さんを尊敬しているとか成績が上がってみんなに褒められたのが嬉しくて、次の試験も頑張れたという些細なものもみんな原体験になり得ます。自分の人生の中で、嬉しかったことや印象に残っていることを時間をかけて思い出し、どうしてそういう行動をとったのか、なぜその選択をしたのか、に着目して考えていくと「自分は人を率いて頼りにしてもらえるのが好きなんだ」とか「自分が目標とする人は昔会ったあの人だ」とか「自分はルールに縛られるより、自由だけど自己責任の世界にいる方が好きらしい」とか自分の中にある判断基準の種をいくつか見つけられるはずです。

学生のうちに知っておきたい仕事のこと〜キャリアプラン〜

現大学二年生の人たちに突如降りかかった就活ルールの変更・・・これからは企業も優秀な学生を青田買いし始め、その結果学生側の就活も早まると見られています。こうして就活への不安が煽られていくと、すでに就活が始まっている人は当然ですが、まだ大学1・2年生の人も、まるで大学受験のように”就活を突破する”ことが目的になってしまっているのではないでしょうか?ただ、就活というのはあなたの長い長いキャリアの入り口にすぎません。なので、学生のうちから、自分が将来何をしていきたいのかを軸に自分のキャリアを想像し、それに沿った入り口はどこか考える、つまり「キャリアプランを立てる」必要があるのです。キャリアプランとは20代で1000万円稼ぎたい!30才までに結婚したいなぁ40代までに起業したい! などなどみなさんそれぞれにぼんやりとした「こんな人生を送りたい!」というものがあるかと思います。キャリアプランとは、そのような自分の中の目標・目的をもっと明確にし、そのためにやるべきことを自分で決めていく作業のこと。例えば、1000万円稼ぎたいなら外資のコンサルを目指さなきゃとか起業をするために、マネジメントや業界の知識・経験が手に入る会社を選ぶなどです。キャリアプランを立てる必要性こちらの記事でも詳述していますが、ビジネス環境やテクノロジーの発達が高速化し、寿命も伸びている今、戦後からずっと続いてきた日本型の雇用、つまり一つの企業に入って定年まで勤め上げる働き方が崩壊し始めているからです。これは、会社員であろうとなかろうと転職や独立を繰り返しながら自分のやりたい仕事をしていく時代に突入するということです。その際に、自分の中で意思決定の判断基準となるものが必要不可欠であり、それこそがキャリアプラン、というわけです。キャリアプランを立てよう!キャリアプランを考えるときに意識しなければいけないことはいくつかありますが、ここでは一番大事なことを一つ。それは、自分の望みに忠実になることです。キャリアプランを考えるときに、見栄をはったり他人の理想を参考にする必要はありません。将来数億円稼ぎたいと思おうが、年収は少なくていいと思おうが、起業したいと思おうが、早期退職をしたいと思おうが、バリバリ働きたいと思おうが、働きたいと思おうが自由です。必ず意識が高くなくてはいけないということはありません。自分にとってどのような人生が一番幸せなのかそれだけを考えて自分の望みに忠実になってください。ただ、自分の中で何がやりたいことなのか好きなことがなんなのかが、決まっていない人も多いと思います。そんなときに役立つのが、「キャリアアンカー」という考え方です。キャリアアンカーとはと続けていきたいところですが、長くなってしまうので、次の記事に説明は譲ります。そのあと、キャリアプランの立て方を一緒に考えていきましょう。

遺伝子検査でここまでわかる!?遺伝子検査とは?

21世紀に入って急速に進んでいるのが、この遺伝子を用いた先端医療、遺伝子検査です。人の設計図(ヒトゲノム)がわかったのが2004年のこと。そこから十年以上がたち、遺伝子検査でわかることはどんどん増えてきています。その一端を見てみましょう!そもそも遺伝子検査とは?親と子が似ているのは、遺伝の影響なんだということは中高の生物でやったことがあるでしょう。そして、その遺伝を引き起こすものとして、自分の身体的特徴を決める設計図として、親から子へ代々受け継がれていくものが遺伝子(DNA)と呼ばれるものです。そして、一人一人違う遺伝子を解読することで、生まれながらにして持つ病気のなりやすさや体質を調べることができるんです。それこそが、遺伝子検査(DNA検査)だというわけですね。遺伝子検査のやり方人間ドックのように大きな病院に行って、1日かけて検査をする・・・なんてことはありません。最新の遺伝子検査の方法はとっても簡単。唾液を採取する、これだけです。今の時代、2~3万円前後で遺伝子調査キットを買うことができます。これを使って唾液を採取し、調査機関に郵送することで、様々な診断項目を埋めた診断結果が帰ってきます。昔は1兆円かかると言われていた遺伝子解読もこんなに簡単になっているんですね!遺伝子検査で何がわかるの?遺伝子検査でわかることは多岐に渡ります。列挙すれば、ガンなど各種疾患の発症リスク薄毛やAGAの可能性肥満や肌質などの遺伝的体質アルコールの耐性など健康に関することから、自分の祖先がわかるといったものまであります。実際に遺伝子検査を受けて予防のための行動を行った例として有名なのは、ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーが両乳房切除をしたというニュースですよね。

今話題のVRとは?5分で分かるVRとその利用法

2016年、別名「VR元年」から2年がすぎ、一度はVRを体験したことがあるという人も増えてきたのではないでしょうか?エンタメ・レジャー業界で急成長する新時代のテクノロジー「VR」を徹底解説します!VRとは?そもそもVRとは何を指す言葉でどんなことができるのでしょうか。VRとは「virtual reality」の略で、直訳すれば「仮想現実」となる。そして、VRを体感するデバイスとしてもっともポピュラーなのが、上の写真にもあるようなゴーグルで、その名も「HMD(head mounted display)」。左右それぞれに違う映像を映し出すことで立体視を可能にしており、向いた方向の映像が見れるため、仮想世界を360度体感できるスグレモノです。VRとはこの映像技術とデバイスの技術が融合して実現した、コンピューターがシミュレーションした仮想的な世界(ゲームの中の世界みたいなもの)を、HMDなどのデバイスを用いて体感できるようにしたものの総称、ということなんです。VRは何に使える?新たなテクノロジーが生まれれば、様々な業界に応用されてイノベーションが起こるのが世の常。VRはどんな使われ方をしているのか、詳しくみてみましょう。エンタメ・ゲームVRが最初に大きな影響を与えたのは何と言ってもエンターテイメント業界でしょう。ゲーム業界ではPlayStationなどが、アクション・ホラー・恋愛など様々なジャンルでVRを利用しています。また、映画館やコンサートを家で見られる、臨場感マックスのVRコンテンツもあります!さらに、テーマパークでもVRを利用するところが増えてきており、新宿と大阪にあるVR ZONEというテーマパークでは、エヴァンゲリオンの世界を体感したり、空飛ぶ自転車に乗る体験ができたりと、VRを身近に楽しめる場所もできてきています。医療業界VRは様々な医療分野に応用されていますが、その代表例が精神病患者の治療(認知行動療法)です。例えば、高所恐怖症の人に高いところに立っている仮想現実を体感してもらうなどですね。教育業界日本にいながらにして海外の世界遺産を見て回ったり、教室ではできない大掛かりな実験を再現してみたりと、小中高の教育に活かせるだけでなく、あらゆる職業のトレーニング・研修に使われ始めています。宇宙飛行士のトレーニングもVRで行われているとか。他にも作る前の車や建物をシミュレートして改善を重ねる作業に使われたり、オンラインショッピングで買う前にどんな商品かをしっかりと見極めるのに使われたりと、想像以上に私たちの生活に寄り添ってきていることがわかりますね。おわりにいかがでしたか?この記事を読んだことでぼんやりと単語しか知らなかったVRに興味が出てきたのではないでしょうか?年々VRの価格は下がってきており、簡易版だと1万円しません。さらにテーマパークや様々なところでVRを体験できるようになってきています。せっかくこの時代に生まれたのだから、最新テクノロジーが産んだ新しいエンタメ、VRを楽しみましょう!